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no.117「対話型AIを使ってみた」

 以前のコラムでも取り上げました“ChatGPT”ですが(詳しくはNo.113ChatGPTって何?」を参照してください)、利用するためにはメールアドレスや名前、電話番号などを登録する必要があるようです。でも、電話番号を登録するのに抵抗がある方も少なくないはず…。そこで、他の対話型AIであるMicrosoftの「新しい Bing」を使ってみました。1日あたりの使用回数などに制限はあるようですが、登録せずに利用できるのは、まず使ってみたい方にはオススメです。

 

 ということで、Bing使ってみました!

 

質問「熱が37.5度あります。喉は痛くないです。咳は出ませんが、くしゃみと鼻水がとまりません。どうすればよいですか?」(ハクション、いやフィクションです)

回答「熱が37.5度あり、喉は痛くないですが、くしゃみと鼻水が止まらないようですね。これらの症状は、風邪や花粉症の可能性があります。ただし、新型コロナウイルス感染症の症状でもあるため、注意が必要です。

以下は、あなたが自宅でできる対処法です。

・休息をとり、十分に睡眠をとります。

・水分を十分に摂ります。

・食事に気をつけます。

・鼻水やくしゃみを抑えるために、市販の風邪薬を使用することができます。ただし、使用方法に従って使用してください。

また、新型コロナウイルス感染症の可能性がある場合は、医師に相談することをお勧めします。この情報が役立つことを願っています。」

受診する前に検索する人(そして、検索結果に従って行動する人)、これから多くなりそうですね。

 

質問「リハビリテーション科における離職率を下げる効果的な対策方法を200文字以内で教えてください」

回答「リハビリテーション科における離職率を下げるためには、以下のような対策が有効です

コミュニケーションの円滑化:職員同士や上司とのコミュニケーションを促進し、職場環境を改善することで、離職率を下げることができます。

研修制度の充実:職員のスキルアップやキャリアアップを支援する研修制度を整備することで、職員のモチベーション向上につながります。

労働環境の改善:職員の負担軽減や労働時間の短縮など、労働環境の改善に取り組むことで、職員のストレスを軽減し、離職率を下げることができます。

これらの対策を実施することで、リハビリテーション科における離職率を下げることができます。また、福祉業界全体においても、同様の対策が有効であることが報告されています。」

これで組織運営をしていく方も増えていくのでしょうか。回答は200文字以内ではありませんでしたが…。

 

回答内容は、わかりやすく、リンクも設定されていました。手軽に回答を得るのには格段に便利になりました。一方で、安易に回答結果に従って行動する方が増えることも予想できます。来院される患者さん、そこで働く職員、実習生などなど。

対話型AIを活用するつもりが逆に支配されないよう、使い方には注意が必要ですが、これからは当たり前のように使用されるツールになることは間違いないかもしれません。

 

2023年7月1日

N.T

参考:https://www.bing.com/

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