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no.34「ビジネススクール体験記 その2―ビジネススクールって何を学べるの?―」

 前回から随分時間が経ちましたが、やっとビジネススクール体験記の第2弾です。
(決して忘れてたわけではなくて、コラムの順番なんです。本当ですよ。)

 

 そうそう。前回はコメディカル組織においての「ジェネラリスト」の必要性について書いたんでしたね。今回は具体的にビジネススクールではどんなことを学べるか、どのように授業が進むのか紹介していきましょう。


 私の通う立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(立教大学ビジネススクール ;略してRBS)は、下の図のようなカリキュラムを設定しています。

(出典:http://www.rikkyo.ac.jp/sindaigakuin/bizsite/curriculum/)

ビジネスや組織運営に共通して必要と思われる知識を習得する「基礎モジュール」、その上に各業界の特色に応じる「応用/専門モジュール」、さらに上に事業計画を立てるための「ビジネスデザインモジュール」や、学術として新たな知見を創出する「ビジネスリサーチのためのモジュール」などが組み立てられています。


 私は修士1年目で、ファイナンス、会計、コンサルティング、ヒューマンリソースマネジメントなどなど…基礎モジュールを中心に授業を組み立てました。そして修士2年目となる今年、応用/専門モジュールや、修了研究のためのモジュールの中から、どんな授業を取ろうか、今まさに悩んでいるところです(取りたい授業が多くて、すごい困るんです…)。


 さて、ざっくり授業の内容を説明したところで、次は授業時間について。RBSに限らず、ビジネススクールは社会人のための大学院という位置づけをしている学校が多いため、夜間開講が多いです。つまり(ほとんどの)学生は会社で仕事を終えたのちに、学校に来て授業を受けるということです。平日の授業は18時半から21時40分で、土曜日だけは朝9時から開講しており、一部授業を除き、17時頃まで講義が行われます。みなさん、授業後は仕事の疲労感と新たな知識を得た高揚感で、ハイになってた気がします(私だけかもしれませんけど)。

 

 コメディカルのジェネラリストにビジネススクールで学んだことが役立つかは自分にもまだわかりません。しかし、今接している学問を腑に落とし込めれば、組織運営に役立てる力が身につくのではないかという予感があります。


 次回、体験記はあるのか!?期待せずに気長に、というか忘れててもいいので、薄く期待して待っていてください。

R・T

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