本日、第3回勉強会を開催しました!
テーマはリハビリテーションにおける「医療の質」とその管理を考える。
勉強会のはじめには、そもそもリハビリテーション医療における「医療の質」とは何なのかを確認しました。
医療は人々の生活を支えるサービスであり、ヒューマンサービスであることから、「無形性」と「同時性」の特徴を持ちます。
一般的にはヒューマンサービスは、消費者の知覚に評価を委ねます。
しかし、専門職によるサービスの質の評価は、専門職にしか行えない面があるため、消費者と専門職の二つの側面からの質の評価があることを確認しました。
参加者の皆様によるプレゼンテーションでは、急性期、回復期、外来など様々な病期、対象疾患を扱う立場からお話しいただきました。
予防から治療、そして再発予防まで幅広い視野で、どのようなアウトカムを評価すべきか、とても有意義なディスカッションが行われたと思います!
医療の質をどう評価するかは、その評価を誰に、何の目的に提示するかや、社会的にどのような評価が行われているかなど、様々な側面から考えなくてはいけません。
また自分だけではなく組織としてどのような評価をルーティンに取るを決めるため、迷うことがあるかもしれません。
もしアウトカムの設定に困った場合は、当研究会でご相談いただければと思います!
次回の定例勉強会は12月を予定しています!
またの参加をお待ちしています!